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べんぴが治ったキレイになった

そもそも「べんぴ」って何?

すっきり出るかどうかが問題

たぶん、いまこの本を読んでいる人はべんぴに悩んでいる方だろうと思います。

この本の監修者のDr.デルこと國本正雄先生の病院で、10〜60代の女性500人にアンケート調査をしたところ、過半数がべんぴ傾向だと答えています。とくに10〜20代の若い女性では6割がべんぴをじかくしているというデータが出ました。でもそのなかには、じつはべんぴではない人がいるのも事実です。「べんぴ」ということばに慣れ親しんでいても、べんぴとは何かをよく理解していない人が多いのです。

しかし、医学的に明確なべんぴの定義がないのもまた事実。べんぴとは、病名ではなく、症状をあらわすことばです。自然の排便のリズムが乱れ、ベンがひじょうに長い時間、腸にとどまって排せつされず、そのためにおなかが張ったり痛かったり、ベンがかたくて出すのに苦痛だったりして不快感がある状態を、一般的には「べんぴ」と呼んでいます。

では、どれくらいの期間、排便がなければべんぴといわれるのでしょうか?

だいたいの人は2〜3日ベンが出ないとべんぴを自覚するようです。毎日出るのがふつうだと思いこんでいる人もいます。もちろん1日1回排便があることはよいことですが、それぞれの体質には個人差がありますから、毎日排便しなければとこだわる必要はありません。たとえ3日に1回でも、なんの苦痛もなく出て、すっきりしたという満足感があれば、医学的にはべんぴとはいわないのです。反対に毎日出ても、痛みや出きらない感じ(残便感)があったり、べんぴ薬を使って出しているようでは、べんぴじゃないとはいえません。

ふつう、食べたものは24時間〜72時間くらいでベンとして排せつされます。人によって排便のリズムがちがうのではっきりとはいえませんが、めやすとしては4日以上ベンが出なければべんぴと考えてください。

また、よく誤解されるのですが、「ベンがかたいからべんぴ、やわらかいからべんぴではない」とはかぎりません。たとえば、かたいベンのあとに下痢ベンが出ることがあります。あとで説明しますが、べんぴと下痢は表裏一体、同様に腸の異常によっておこる症状です。3日に1回のペースでもいいから、気持ちよく排便できるかどうかが重要なのです。

べんぴはからだからの注意信号

おなかの張りや痛みは、腸のなかのガスによるものです。これらのガスが、べんぴによって出ていくことができなくなり、おなかの張りや痛みをひきおこすのです。また、気になるお肌のトラブルもべんぴと同じく自律神経の働きが低下し、新陳代謝がわるくなった結果おこるといわれています。頭痛や肩こり、口臭もべんぴの人が多く訴える症状ですが、その因果関係はよくわかっていません。しかしべんぴが長く続くと、大腸がんなど大きな病気につながることもあります。べんぴは、からだからの注意信号としてしっかり受けとめたいものです。

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