べんぴが治ったキレイになった
べんぴ薬の選び方、上手なつきあい方
市販薬の多くは弛緩性べんぴの薬
クスリ屋さんで売っているべんぴ薬にもいろいろ種類がありますが、ほとんどがにぶっている腸の動きを活発にするための薬です。ですから、けいれん性べんぴの人が飲むと、激しい腹痛や下痢をひきおこします。べんぴ薬を買うときは、薬剤師さんに症状や病歴などを話し、また薬の特徴をよく聞いて、じぶんに合った薬を選ぶようにしましょう。妊娠中や持病があるなら勝手に自己判断しないで、かかりつけのお医者さんに相談することです。
効き目がおだやかな薬から試す
はじめてべんぴ薬を使うときは作用の弱いものを選んで最少量から始め、効かなかったら用量の範囲内でふやしていきます。そして、それでも効かなくなってしまったら作用の強い薬にかえます。
初期のべんぴには、ベンをやわらかくする潤滑性やベンのカサをふやして腸の運動を促進させる膨張性の下剤を試してみてください。膨張性下剤は水を吸ってふくらむので、たくさんの水で飲みましょう。腎機能に問題がなければ、塩類下剤もいいでしょう。それが効かなくなったら大腸刺激性の下剤にかえます。肛門から挿入して直腸に直接働く坐薬や浣腸は非常手段です。
妊娠中のべんぴや持病があるときは
妊娠中はべんぴになりやすく、もとからべんぴぎみの人はいっそうひどくなるなることが多いようです。妊娠中期以降ならべんぴ薬の使用によって胎児に奇形などの異常がおこる可能性はあまりないといわれています。しかし、べんぴ薬のなかには骨盤内の充血を誘発し、子宮筋を収縮させて早産の危険性をたかめるものもあります。早めにかかりつけの産婦人科医に相談して、できれば薬に頼らず、食物せんいを多く含む食事や、牛乳などで水分を多くとってべんぴの症状をやわらげたいものです。
持病がある人や、お医者さんにかかって治療薬を飲んでいる人も、市販のべんぴ薬を使用する前にかかりつけ医に相談してください。病気や薬によっては、べんぴ薬がどのような影響をおよぼすかわからないからです。
べんぴ薬とお別れする方法
大腸刺激性の下剤はよく効きますが習慣になりやすく、腸粘膜に色素沈着をきたすことがあります。夜中に便意がおこってトイレに行ったり、下痢ベンになったりするのは、薬が効きすぎている証拠。べんぴが解消されたとはいえません。
べんぴ薬と縁を切りたいのなら、今飲んでいる薬の量を少しずつ減らしていき、だんだん弱い薬にかえていきましょう。平行して、食事や運動など基本的な生活習慣をあらため、自力で排便できるようなからだに戻していく努力が必要です。

