べんぴが治ったキレイになった
病院でべんぴを治す

危険なべんぴかどうかの見分け方
救急車で運ばれたらべんぴだった?!
東京で学生生活のため2人で暮らしている姉妹の話です。妹が夜中に腹痛であまりにも苦しがるので、救急車を呼んで病院に行ったら「べんぴです」といわれて、つきそっていた姉のほうが顔から火が出るくらい恥ずかしかったそうです。妹はいつも生理痛がひどく、婦人科にかかって子宮内膜症とわかり、治療しているところでした。姉は病気が悪化したか、もしや盲腸炎ではないかと、本当に心配したそうです。人にいわないだけで、こんな話はけっこう身近にあるものです。
「たかがべんぴくらい」とべんぴを軽くみる傾向がありますが、前にも述べたように、その陰に大腸がんなどのこわい病気がかくれていることがあります。
もうちょっと説明しておきますと、子宮内膜症というのは、もともと子宮の内側にある内膜が子宮の外にできてしまう病気です。生理のたびに外にできた膜も出血し、激しい生理痛をおこします。腸管の外側に子宮の内膜が飛び火して癒着をおこしてしまうことだってありうるのです。
20代ぐらいの女性の腹痛は、心身症が原因になっていることも少なくありません。精神的なストレスでおなかが痛むのですが、盲腸炎や婦人病とまちがえられやすく、この場合は心療内科の治療が必要です。
べんぴが引き金となって、病気をひきおこすこともあります。たとえ常習べんぴと思われても、一度は専門医の診察を受けておきたいものです。
血便が出た!どうしよう
血便でいちばん心配なのは、大腸がんではないでしょうか。しかし、血便が出たからといってかならずしも大腸がんであるとはかぎりません。血便の原因としてはおもに「痔」「炎症」「腫瘍(がん・ポリープ)」の3つがあります。 このうち日本人に多いのは痔です。
次が炎症ですが、10代後半から30代の若い世代に多いのは「腫瘍性大腸炎」です。腫瘍性大腸炎では、血液だけでなく、白っぽい粘液が混じった粘血便が出ます。腹痛と37℃程度の微熱、残便感があり、1日に何回もトイレに行きます。
腫瘍は良性のものを「ポリープ」といい、悪性のものが「がん」です。がんの出血はかっきりしたものではなく、肉眼では確認できない場合もあるので注意が必要です。
血便のように見えて、じつはそうではなかったということもあります。たとえば、トマトの皮や唐辛子などが消化されずにそのままベンにまじったり、イカスミや多量の肉を食べたときにはベンが黒っぽくなることがあります。医療機関を受診するときは、血便と思われる部分を採取して持参すると診断がスムーズに運びます。
こんな人はすぐに検査を!
● 熱がある
● ひどい腹痛がある
● 吐き気やおう吐することもある
● ベンがタール状に黒くねっとりしている
● 下痢ベンになることもある
● 排便時に強い痛みが走る

