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べんぴが治ったキレイになった

大腸がんについて知っておこう

べんぴが大腸がんをひきよせる

べんぴがからだにわるい理由として、どうしても忘れてはならない問題があります。それはべんぴと大腸がんの関係です。大腸がんは欧米人に多いといわれてきましたが、近年急増しています。日本人のがんによる死亡率は、これまで胃がんが男女ともに第1位でしたが、2010年には大腸がんがトップになると推定されています。

消化管にできるがんは、内容物が長く接触する場所に発生しやすい傾向があります。そのため、流れの速い十二指腸や小腸にくらべて、内容物が停滞しやすい胃や腸にがんの発生率が高いのです。

大腸がんには「結腸がん」と「直腸がん」がありますが、全体の7割は直腸とその上部のS状結腸にできるがんです。最近の研究では、小腸で吸収されずに残った脂肪酸が大腸の悪玉細菌の働きによって発がん性物質に変わるという説が有力視されています。その証拠として、欧米なみに脂肪を多くとるようになった近年、大腸がんの発生頻度が高くなっています。つまり、食生活の変化が影響していると考えられます。そしてべんぴは、発がん性物質を含むベンを長く大腸内にとどまらせるのですから、共犯者といえます。

もうひとつ、べんぴに関する気になるデータがあります。カリフォルニア大学の調査ですが、べんぴの人は排便が1日1回ある人よりも乳がんに移行しやすい異常細胞をもっている確率が高いという結果が出たそうです。しかし、その理由はまだわかっていません。

血便が出てからでは遅すぎる

大腸の壁は内側から、粘膜・粘膜下層・筋層・漿膜(しょうまく)の4層構造になっており、粘膜と粘膜下層までにとどまっているものを「早期がん」、それ以上達しているものを「進行がん」と呼んでいます。

大腸がんは胃がんなどとはちがい、広がるのが遅く、早期に発見すれば手術によってほぼ完全に治すことができます。統計によれば、日本では毎年約8万人が大腸がんにかかっていますが、その6割が治っています。しかし進行がんでは、ほかの臓器に転移している可能性が高く、症状が現れたときは手遅れというケースも少なくありません。こまったことに早期がんくらいではめだった症状が現れないのです。

1992年から成人健診に便潜血検査が加えられました。40歳を過ぎたら症状がなくても検査を受けるようにしましょう。

また、痔など肛門に疾患のある人は健康な人と比べて大腸がんに注意が必要です。これは痔と大腸がんの症状が似ていることです。出血が痔によるものだとわかって安心せずに、内視鏡検査を受けてがんなどの病気がないか確認することが必要です。

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