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医師研修・教育プログラム

肛門科プログラムの策定にあたって

当院は、平成3年に開設した"くにもと肛門科(19床有床診療所)"を前身として、平成12年に61床の病院として発足しました。旭川及び道北・道央圏において肛門科領域の疾患の治療に特化した医療を展開してきています。現在の日本における肛門科領域の医師の教育は、医育大学においても決して充実しているとはいえない状況であります。それは日本大腸肛門病学会の肛門科領域の専門医・指導医そして評議員の数からも推定されます。

医師の育成はそういった状況であるにもかかわらず、肛門科領域の患者様は数多くいます。私達は、そういった状況の中で多くの患者様の治療にあたり、その過程で、深い造詣と高い手術技術を有する医師を教育し、地域へと輩出してきております。

今回、私達が長年培ってきた診断と治療の実績を体系的にまとめあげ、肛門科領域の専門性を高めたいと考える医師のために、私達の病院をフィールドワークの場として提供することとしました。私達と、日々研鑽し成長したいと考える皆様の応募を歓迎いたします。

研修プログラム
  • 1. 短期研修コース
  • 2. 専門医取得コース
  • 3. 肛門科スタッフ育成コース
  • 4. 肛門科サテライト診療所開業支援コース
  • 5. 肛門科独立開業支援コース
  • 6. 内視鏡研修コース

肛門科・研修プログラムの概要

短期研修・専門医取得・肛門科スタッフ育成

I. 肛門科
1. 短期研修コース
  • 指導医のもとでカンファレンス、回診、外来診療、手術などを通して肛門科診療の基本的概念が取得できるよう研修を行います。
  • 標準的な手術法の原理と術式を理解し、実際に術者及び助手として手術に参加し手術手技の基本について学びます。
  • 短期間で症例を多く経験したい方向けの研修です。研修期間と症例数については相談の上、決定します。
  • 当院での経験症例は、日本大腸肛門病学会、日本外科学会、日本消化器外科学会の各認定を受ける際の経験症例となります。
  • 学会で演題発表、論文の作成を行い、研究成果は医学雑誌に投稿していただきます。
2. 専門医取得コース
  • 日本大腸肛門病学会の専門医の資格を取得することを研修の到達目標とします。また、当院で経験した症例は日本外科学会及び日本消化器外科学会の各認定を受ける際の経験症例となります。
  • 外科の臨床的判断能力と問題解決能力の修得を目標として学会の専門医修練カリキュラムに沿って研修を行います。
  • 外来診療においては問診や所見のとり方、必要な検査の選択と結果判定、及び病態の考察と分析方法について学び、適切な治療計画を立てる能力を身につけます。
  • 肛門科領域における標準的な検査手技を取得します。
  • 肛門科領域における標準的な手術法の原理と術式を理解し、実際に指導医の指導のもとで術者として手術に参加して手術手技の基本について学びます。
  • 病棟では、入院患者を受け持ち指導医とともに治療にあたります。また、インフォームドコンセント、QOLを念頭におきながら患者及び家族との面接法について研修を行います。
  • 診断と治療の理解だけでなく、正しい用語を使ったプレゼンテーションとディスカッションの技術を磨きます。(術前術後カンファレンス・病棟カンファレンス・抄読会・英文抄読会・morbidity and mortalityカンファレンス(リスクマネジメントの視点含む))
  • 療養担当規則及び保険診療の基本事項(症状詳記の作成・レセプト含む)について研修を行います。
  • 学会での演題発表を行います。また、全国規模の学会でのシンポジストを務めることを目的とします。
  • 論文の作成を行い、研究成果は医学雑誌に投稿していただきます。
3. 肛門科スタッフ育成コース
  • 日本大腸肛門病学会の指導医の資格を取得することを目的とします。
  • 看護師・コメディカル・他病院職員との円滑な連携のもとに診療を行う能力を身につけます。
  • カンファレンスを主催します(術前術後カンファレンス・病棟カンファレンス・抄読会・英文抄読会・morbidity and mortalityカンファレンス(リスクマネジメントの視点含む))
  • 医療サービス及び病院運営の基本的な事項について学びます。(講義)
  • 病院機能の質と量を維持するための計画を練り、医療サービス提供の範囲と水準を決定する医療管理について学び、病院の幹部職員として組織運営に関わっていただきます。

サテライト開業支援・独立開業支援・内視鏡研修

I. 肛門科
4. 肛門科サテライト開業支援コース
  • 当法人が診療所を開設し当該診療所の院長(管理者)として勤務していただくコースです。
  • 病院及び診療所経営の基本的な事項、即ち、医療活動に必要な支出と得られる収入のバランスを図りながら地域社会から期待されている使命を果たす経営管理について学び、診療所において実践していただきます。
5. 肛門科独立開業支援コース
  • 将来、肛門科の診療所の開設者として独立する方を支援するプログラムです。
  • 実際の開業準備として、ロケーションの選定・医療機器の購入・診療材料の購入に関するコンサルテーションを行います。事業計画(資金計画・人員計画・収入計画(患者動向))の策定と融資交渉を行います。
6. 内視鏡研修コース
  • 主として下部消化管を中心に内視鏡を用いて診断と治療にあたります。
  • 短期間で経験を積みたい方も歓迎いたします。

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