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輸血および血液製剤の使用について

くにもと病院では、輸血が必要になったり、血液製剤の使用が必要になった場合には、”輸血および血液製剤使用に関する説明指針”に基づいて、患者様にその必要性について説明し同意を得て使用致します。 緊急、やむを得ない場合は、使用後に説明をする場合があります。

説明する内容

  • 現在の患者様の状況・治療方針と輸血の必要性について
  • 輸血をしなかった場合の危険性について
  • 輸血の種類と量について
  • 当院では主に他人血輸血を血液センターより入手しています。

    自己血輸血は行っていません。

  • 輸血の安全性について
  • (1) 輸血の安全性は近年非常に高くなっており、安全性に関する様々なチェックが事前に行われます。

    (2) しかし、現在の検査技術では確認できないことや、発見できない病原体が混入している場合が稀にあります。未知の病原体による感染の可能性が全くないわけではありません。

    (3) 免疫反応のより致命的な輸血後移植片対宿主病(GVHD)や溶血反応が発生することも稀にあります。

    (4) GVHD予防のために血液に放射線照射を行った製剤を使用していますが、緊急の場合は行えないことがあります。

    (5) その他、発疹・蕁麻疹・アナフィラキシー(強いアレルギー反応)が起こることもあります。

主な副作用発生確率
輸血後肝炎 1/1000  〜 1/2000
エイズ 1/200万 以下
輸血後GVHD 1/2万  〜 1/10万
輸血関連急性肺障害 1/1000
溶血反応 軽症1/1000 〜 重症1/1万
アレルギー・蕁麻疹・発熱 1/20  〜 1/100
アナフィラキシーなど重症型 約1/1万

輸血に関する検査

  • 安全かつ完全な検査を行うために、輸血前に血液型、赤血球に対する抗体があるかどうかをみる不規則抗体検査、輸血血液との相性をみる交差適合試験を行います。
  • 輸血による合併症・副作用の有無を確認するために、輸血2〜3ヵ月後に、エイズウイルス(HIV抗体検査)などの検査をお勧めします。輸血を行った場合、HIV抗体検査は保険適用となります。

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