くにもと病院の治療実績 ジオン注内痔核硬化療法施行後に再治療を要した11症例についての検討
内痔核症例に対するジオン注硬化療法の適応

以上の結果と考察から、
くにもと病院では、基本的に嵌頓痔核を除くすべての内痔核症例をジオン注による治療の適応としています。
しかしながら、
1.器質化した内痔核、巨大な肥大乳頭を伴う症例、
2.外痔核成分が発達した内外痔核症例、
3.肛門上皮および肛門皮垂が広範囲に脱出する症例では、
従来の結紮切除術とジオンの併用、結紮切除術単独を考慮しながら手術の方法を検討しています。
なお、肛門皮垂がある場合には、ジオン注単独、ジオン注・結紮切除術併用・結紮切除術単独、どの手術方法においても、肛門皮垂の切除は可能です。
肥大乳頭とは肛門ポリープのことで、歯状線というところにある肛門乳頭というふくらみが、炎症によって大きくイボ状になったものです。
