くにもと病院の治療実績 ジオン注を用いた痔核治療
緒 言

ジオン注は、2005年3月より販売が開始された内痔核硬化療法剤です。
ジオン注は、1970年代に中国で開発された消痔霊をもとに、近年日本で配合剤の一部を変更し新しく開発された薬剤で、硫酸アルミニウムおよびタンニン酸を有効成分とする局所注射用配合剤です。
ジオン注は、“痔を切らないで治す”という画期的な治療で、従来の外科手術に代わる内痔核根本治療薬として期待されています。
くにもと病院では、積極的にジオン注を使用した肛門疾患への治療を行っています。
今回は、ジオン注導入から現在までの治療成績を検証し、ジオン注硬化療法の適応ならびに使用法についての見解を説明します。
